携帯のアルバム機能で 「数年前の今日の思い出」が通知されます。
もうそんなに前の事なんだ～なんて懐かしく思ったり。
６年前 理の中学卒業式の写真。
なかなか一緒に写真を撮ってくれなかったのに この日は二人の写真があります。
顔がまだ幼い。身長は私と同じくらいです。
この頃 彼は何を思っていたのでしょう？
小さい頃から手のかからない理でした。
いつもニコニコ穏やかで、家でも学校でも特に問題なく
小学校・中学校の懇談ではいつも
周りにいつも友達がいます。穏やかです。やさしいですね。
とても丁寧な言葉遣いです。と中学１年の担任に言われた事よく覚えています。
先生に言われて 理は大丈夫！と思っていました。
長男が何かと手のかかる人なので・・・
私がなんでも先回りでやってしまって
出来ないから、しないから 私がしてあげないと と思っていました。
母や妹に何度も注意されて
少しほっておいたら？ 言い過ぎでしょ？ 出来なくてもいいじゃない？
言われて気が付いて 反省するけど また・・・
これは健に対しての私です。
今 あの頃のことを思い出しながら書いています。
出来ないと困る。 私が教えないと。 どうしてできないの? なんで言うこと聞いてくれないの？
人に言われる前に直さないと。 みんなと同じように出来ないと。
そんなこと思っていました。
やれば出来るはずだから。難しいお願いは何にも言って無いでしょ？
毎日ではないけど頻繁にあったと思います。
その時は悪気なんか全くなく、気持ちがエスカレートしていく。止められなくなる。
手をあげたことも、押さえつけたこともあります。
どうにかしないといけない。そればかり思っていました。
色んなことに口をだしました。
私の怒りがおさまらない時 小さい理が
「健ちゃん あやまって！早くして！」
泣きながら間に入ってやめさせようとしたことも 何度もあった・・・
子供達 嫌だったでしょう・・・
私もこんな自分が嫌でしかたありません。
毒親です。
本当なら親子関係がぎくしゃくしていてもしかたないです。
だけど 激しいバトルの１時間後には一緒にテレビを見たり、ご飯を食べたり
まるで何もなかったかのように・・・
何も無いはずないのに 言われたことは心の傷になっているかもしれないのに・・・
息子達が強くてやさしいから・・・救われました。
理はこの様子をみてて 自分でしないといけない。と小さい時から思ったのでしょうか。
理はいつの間にか大きくなったような気がしています。
もちろん 何も無かったわけではありません。
これはまた 反省しながら書いていきます。
～MIYABI 備忘録～なので
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卒業式の次の日は 高校の合格発表でした。
一緒に出掛けました。
車の中 どんな話をしたのか 覚えていません。
不安な気持ちが全身から伝わってきます。
震える子犬みたい。
小さく弱々しく 不自然に不愛想・・・
発表は学校の玄関に合格番号が貼りだされます。
もう 沢山の生徒さんがいます。少し離れて見守る母の姿も
発表を見に 人ごみの中に・・・
出てきた理の顔は・・・
すっごい笑顔でした。
「あったぁ～」
「よかった～おめでとう！」
あの時 つらい思いをした生徒さんもいたのですよね。
我が子の事ばかり見ていたから・・・
同じ中学の女の子が理を見つけて
「これからもよろしく～！！」
うれしそうに
「おう！！」
さっきまでと全く別人
自信あふれる さわやかな笑顔!
もう～目がうるうる。
この時の写真は卒業式と違って
ほんとうにうれしい！いい顔をしています。
笑顔の写真でよかった( *´艸｀)
６年前の写真から沢山の感情がよみがえりました。
(祝）卒業式！にふさわしくない思いがたくさん。
最後まで読んでくださって ありがとうございます。
ひどい母だと思われたでしょうか
もちろん後悔・反省しています。だけど その時は一生懸命でした。
未熟な母なので これからも色々あると思います。
よろしかったら またお越しください。
息子達の関連記事です。
息子達の事を書きたくて・・・
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